CMSってなに？
「CMS」という自体、聞きなれない言葉かと思います。
ＣＭＳとは、Contents Management Systemの略で、日本語に訳すと「コンテンツ管理システム」となります。
簡単に言うと、ネットで管理画面にアクセスして、文章や画像を登録して、簡単にホームページが作れちゃうシステムです。
ブログも、大きく言えばＣＭＳの一つです。
ＣＭＳの最大のメリットは、ＨＴＭＬの知識が無くてもホームページが作れる事です。
また、オンラインで稼働しますので、インターネットにつがなる環境であれば、どのパソコンからでも、IDとパスワードでログインして作業できます。
ＣＭＳの種類
種類…と言うのはちょっと適切な表現ではないかも知れませんが、大まかに区別すると、下記の３つの運用方法があります。
１．自社（自分）のオリジナルシステムを運用する
２．システムを提供している業者に会員登録して利用する
３．Word Press等を自分のサーバー（レンタルサーバーで可）で運用する
1.の、自社のシステムで運用は、大きな企業が独自のシステムを構築するものですので、私のお客様には当てはまらないですね。
2.と3.は、個人で使えますので、こちらを詳しくご説明しますね。
業者が提供しているCMS
これは、上の２．に当たるシステムです。
CMSシステムを提供している業者に会員登録をしてシステムを利用します。
有名なところだと、
Jimdo（ジンドゥー）、Wix（ウィックス）、RCMS（アールシーエムエス）、
などですが、他にもたくさんのシステムがあります。
【メリット】
- インターネットがつながっていれば、どのパソコンからも、IDとパスワードでログインして更新作業ができる。
- サーバーを借りる必要が無い。
- システムに不備があった場合や、不明な点などに対応してもらえる。
【デメリット】
- デザインや構成などに、ある程度制限がある。
- 利用料金がかかる。（無料のシステムもあります。）
- 業者になんらかのトラブルがあった場合、使えなくなる。
だいたい、基本のテンプレートが数種類用意されているので、テンプレートをそのまま使ってもOKですし、オリジナルのものにカスタマイズすることもできます。
カスタマイズするには、それなりの知識が必要なので、最初のデザイン作成は、HP作成代行業者等に依頼して、その後の更新は自分で行う場合が多いです。
システム自体は業者が管理してくれますので、バージョンアップ等も、業者がやってくれる、もしくは、指示に沿ってオンラインで作業すればOKです。
※詳しくは、こちらをご覧ください。
オープンリソースのCMSを利用する
これは、上記の３．に当たるシステムです。
無料で提供されているシステムを自分のサーバーに設定して運用する方法です。
有名なものだと、
Word Press、Movable Type
等です。
【メリット】
- デザインやシステムの変更などが自由にできる。
- システムは無料なので、サーバー代だけで運用できる。
【デメリット】
- システムをサーバーに設定するのがちょっと面倒。
- デザインの変更やシステムをカスタマイズするには、ある程度の知識が必要。
- バージョンアップなど、自分でサーバーの設定を変更しなくてはならない場合がある。（その時の状況やサーバーによって異なります。）
- サーバーを確保（レンタルサーバーで可）する必要がある。
- 不都合が出た場合など、すべて自己責任。
最近では、レンタルサーバーが、簡単にWordPressが設定できる仕様になっている場合も多く、利用者が増えているようです。
自分のサーバーで運用しますから、システムのカスタマイズは自由に行えます。
それが最大の魅力なのですが、それなりの知識が必要ですので、最初の立ち上げは業者にやってもらう場合が多いようです。
